Sunday, July 1, 2007

Apple July 2007 Summary

Appleの6月最大のニュースは、やはり29日のiPhoneの発売だろう。ニューヨーク5番街にあるApple Storeの前には25日から列ができ始め、発売前からの人気の高さが本物だったと証明した。端末のアクティベーションはiTunesを通してインターネットで設定するという手順を採用し、「発売当日は店頭に長い行列ができるのでは」という懸念を見事に解消した。そのために同日、iPhoneに対応したiTunesの最新バージョン7.3を公開した。

今月はiTunes関連のニュースも多かった。Appleはヨーロッパで人気のあるソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のBeboと提携してiTunes楽曲を販売開始する。
Beboのサイト内にウィジェットとしてiTunesのウィジェットを埋め込み、iTunes Storeにアクセスするという。イギリスとアイルランドのBeboユーザー880万人を対象に提供されるサービスだが、うまくいけば今後は全世界でも始めるという。
AppleがサードパーティのSNSと提携するのは初めてのことであり、さらに、Beboのミュージシャンページは人気のコンテンツであるためiTunes Storeの楽曲売り上げがまた大きく伸びることが予想される。

もう一つのiTunes関連ニュースは、iTunesでの新作映画のレンタル開始の動きである。iTunesでの新作映画の販売は値段設定に各映画制作会社が二の足を踏んでおり、交渉では成功がない。
現在iTunes Storeで販売しているのは大手のうちディズニーだけである。
しかしこれはSteve Jobs氏がディズニーの大株主であり、同社の取締役を務めていることが大きな理由となっている。
そのため、Appleでは今回レンタルサービスに方向転換をし、交渉を進めているようだ。他の映画会社がどれだけ賛同してiTunesのレンタル分野に参加するのか、大変興味深いところである。
この交渉が成功すれば今後、新作販売の道が開ける可能性もあるだろう。

また、 WWDC2007(Worldwide Developers Conference)が6月11日から15日の期間で開催された。カンファレンスで発表されたのは既知のiPhone, Leopardに関することが多かったようだ。
WWDC2007が始まった11日、Appleが提供するウェブブラウザ「Safari」をWindowsに対応させた新バージョンを発表した。
これはiTunes Storeの顧客を集めるためにWindows版の提供を始めたときと似ているが、Windowsの専用ブラウザであるInternet Exploreからの移行を狙うには、ソフトウェアの不具合や多言語への完全対応など、まだ改善するべき点が数多くあるようだ。

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